アフリカ小僧、隠居日録

定年後の日常を、隠居所で気ままに書いてるブログです

街や人の回想

ああ、美しきニュージーランド

円安で、海外旅行は高嶺の花だ。いや、高値の花と書くべきか? コロナが流行る前、円もまだそれなりに強かった時に、思い切ってニュージーランドに行ってよかった。まだ、体力もあったし、適応力もあったおかげで、楽しい旅行となった。 (adsbygoogle = wind…

秋のお墓参り

秋分の日の翌日、9月24日日曜日、お墓参りに行った。暑さ寒さも彼岸まで、と言うが、その通りとなった日曜日、お墓参り日和(びより)だった。 東京下町の寺町で、馴染みの花屋に行けば、完売だという。花屋の完売など、生まれて初めて経験した。二軒目の花…

お彼岸のおはぎ

今日は秋分の日。秋分の日の前後三日間が、秋のお彼岸の期間にあたるようで、地元の和菓子店では「おはぎ」を売っていた。 小僧はおはぎが大好きだ。早速、粒あんのおはぎときなこのおはぎを求めた。きなこのおはぎは、なかにあんこが入っている。 (adsbygoo…

海老名SAのゆず塩ラーメン

浜松で昼にうな重を食べて、帰宅の途についた。昨日と同様、230キロの距離を走る。同じ東名の道だが、帰りの方が気分が楽だ。人間、知らない街に行くより、知った街に帰る方が、安心なんだと気付く。 昨日、車窓に流れた風景が再び逆方向に流れて行く。牧之…

街角ピアノ

NHKBSで、「街角ピアノ」の番組がある。日本や外国の商店街など街中や空港、駅などに置かれたピアノにカメラを設置して作られた番組だ。だれでも、自由に弾けるピアノで、ピアノの設置や管理は、地元の商店街、鉄道会社、空港公団などが行っている。 小僧は…

「風と共に去りぬ」のアトランタ

本日、エンゼルスはブレーブスとの三連戦を一勝二敗で終えた。敵地アトランタで全勝の奇跡を期待したが、MLB(メジャーリーグベースボール)の世界も、我々の人生同様、甘くはなかった。 今日の先発は7月のトレードでエンゼルスに来たジオリト。4回9失点…

トロントは晴れ

本日、エンゼルス対ブルージェイズの第三戦が行われたトロントは、晴れだった。最高気温23度。球場の屋根は開放され、人々は日曜日(現地時間)のデーゲームをビール片手にエンジョイしたことだろう。 気持ちのいい天候とは違い、試合自体は両軍とも「あと一…

トロントの雨

エンゼルスはブルージェイズとの第二戦も、第一戦同様、いいところなく敗北した。明日の第三戦は勝って、せめて一勝二敗としてもらいたい。 本日、第二戦が行われた日曜日(日本時間)、ブルージェイズの本拠地、トロントは雨だった。球場の屋根が閉じられて…

デトロイトの雨

7月27日木曜日(日本時間)、デトロイトは雨だった。このため、エンゼルス対タイガース第二戦は中止となり翌日の金曜日に、ダブルヘッダーで第二戦、第三戦を戦うことになった。 結果、デトロイトの雨が大谷翔平とエンゼルスに奇跡的な力を授けることになっ…

名曲喫茶探訪

音楽之友社から2022年12月に発行された「名曲喫茶探訪」を読んだ。今の人には、名曲喫茶がいかなるものか、わからない人が多いのではないだろうか? 要すれば、クラシック音楽を流す喫茶店のことだ。店にもよるが、なかには高額なオーディオ装置やマニア垂涎…

腫れ のち くすり

肛門が腫れて十日、よくならないどころか悪化してきたので医者に行った。 大谷を 見過ぎて 尻が 痛くなり 前回のブログで、こんな句を載せて喜んでいた小僧だが、今やそんな余裕はなくなった。そもそも、痔の悪化を大谷やMLB(メジャーリーグベースボール)…

平岡梓著「伜・三島由紀夫」を読む

平岡梓(ひらおか あずさ)は、作家、三島由紀夫の父親だ。その父親が、事件後、息子の生涯を一冊の本にまとめた。それが、文春文庫の「伜・三島由紀夫」である。文庫になる前、単行本としても出版されている。 事件とは、昭和四十五年(1970年)十一月二十…

街を歩いて古本を買う人生

植草甚一著「ぼくの読書法」(晶文社)を読んだ。植草甚一(1908年-1979年)は、欧米のミステリーや映画、ジャズを日本に紹介し続けた人だ。小僧が学生だった1970年代、街歩きと古本をテーマに魅力的なエセーを書き続けていた。 当時、植草甚一に憧れた若者…

定食と古本

今柊二(こん とうじ)著、「定食と古本 ゴールド」という本を読んだ。「定食」も「古本」も、一九六〇年代、七十年年代に学生だった人間にとっては、注意をひく単語だ。 定食はともかく古本に関しては、当時の若者全てが関心を持っていたとは言えないだろう…

ザッハトルテ、生クリームと共に

小田急線の新百合ヶ丘駅から10分ほど歩いたところに、「リリエンベルグ」と言う名のウイーン菓子屋がある。小僧が30年前にこの町に住み始めた頃、すでにありました。今でこそ、店の周辺は立派な戸建て住宅が建っているが、当時はまだ空き地が多かったように…

株?金?不動産?それとも・・羊?

資産をどう守るか?どこの国の富裕層でも、貧困層でも、知恵を絞って対策を講じている。株か?金か?不動産か? 小僧が旅してきたアフリカでは、金や銀のネックレス、腕輪、指輪などに資産を変えて、身に着ける人が多かった。こうしておけば、いろんな事情で…

モロッコ大西洋岸でパエリアを食す

モロッコの北には地中海があり、西には大西洋がある。モロッコに行けば、この二つの海を楽しむことが出来る。今回、紹介するのは大西洋だ。 モロッコから見る大西洋。この海の向こうには、アメリカ大陸がある(写真by小僧) 大西洋岸には、南からアガディー…

カサブランカ にあるRICK'S CAFEのアップルパイ

映画「カサブランカ」を見た方も多いと思う。レジスタンスの闘士とその夫人(イングリッド・バーグマン)が、ナチスの迫害から逃れようとフランスからモロッコのカサブランカに来る。カサブランカはトランジットの土地に過ぎず、最終目的地は米国だ。 カサブ…

八丁みそまんとうなぎパイを食す

浜松に住む親せきが上京し、お土産をいただいた。八丁みそまんとうなぎパイだ。 八丁みそまんは、はじめて食べた。 浜松市の春華堂の八丁みそまん。包装紙に浜松城が描かれている。「家康が愛し、長寿の秘訣ともいわれた三河の八丁味噌」とも書かれている。…

歩くことで救われる

気が滅入る、イライラする、そんな時は歩く。アフリカで単身赴任していた時も、精神と体の健康のため、歩いた。歩き始めると、わずかに心の状態がリセットされ始める。20分も歩き続ければ、精神に不安をきたしていた原因さえ、忘れてしまう。 モロッコでも、…

長寿の町、新百合ヶ丘

「長寿の町、新百合ヶ丘」と題したが、正確には、川崎市麻生区である。その麻生区は、小田急線、新百合ヶ丘駅周辺に広がった地域なので、「長寿の町、新百合ヶ丘」と題した次第。 数日前に厚労省が、日本の市区町村別長寿ランキングを発表し、男女ともに川崎…

木を登るヤギ

モロッコのアルガンオイルが美肌と健康にいいことは、今や世界中の多くの人に知られているが、ヤギはそのことを遠い昔から知っていたようだ。と言うのは、モロッコ南部を旅していると、アルガンの木に登るヤギを見かけることが多いからだ。 アルガンの木に登…

アルガンオイル・セミナー

一昨日の5月10日水曜日は、インターナショナル・アルガンツリー・デーだった。これは、2021年3月3日の国連総会で決議された記念日だ。すべての女性の若さや美肌に役立つアルガンオイルは、美容液として、また食用のオイルとして、モロッコやフランスをはじめ…

アルガンオイル

アルガンオイルを知っている人は、お肌や髪の健康に相当関心のある人だと思う。 NECTAROME ネクタローム オーガニック・アルガンオイル(オーガニック認証エコサート・コスモス取得)20ml NECTAROME Amazon 日本では、2016年、ユニクロがアルガンオイルを使…

子どもの日

明日、5月5日は端午の節句。まだ、しょうぶ湯の用意はしていないが、柏餅は4月下旬から何度も食べてきた。 「子どもの日」でもある。明日は、日本各地で子どもの権利条約や、世界や日本の子どもたちが置かれた状況についてのイベントが開催されるのだろう。…

新宿昭和館

前号で、昭和がよかった!と書いたら、映画館の名前を思い出した。「新宿昭和館」だ。1960年代の終わりから70年代にかけて、小僧も時おり行きました。高校、大学に通学していた頃のこと。 新宿駅の南口や中央口から訪れていたが、パチンコの景品替え所、喫茶…

アテネフランセからの旅立ち

フランス語学校、アテネフランセの一階には掲示板があり、求人広告が貼ってあった。若き日の小僧は、時おり将来の就職口を探そうとチェックしていた。日本国内の仕事もあったが、一番記憶に残っているのは、アルジェリアでの通訳業務である。 御茶ノ水のアテ…

仏語学習のメッカ、アテネフランセ

アテネフランセは1913年(大正2年)設立のフランス語が学べる私塾である。小僧も1970年代、アテネに通ってフランス語の手ほどきを受けた。フルネームは長いので、アテネ、アテネと略して呼んでいたように思う。御茶ノ水駅から5分も歩けば、今もアテネフラン…

「わが家の夕めし」

Amazonで、朝日文庫「わが家の夕めし」の値段が、「文庫¥2,898より」とあったので、驚いた!小僧も長年、大事にしてきた本である。ちなみに、小僧が持っている本には、「昭和61年6月20日 第1刷発行」、「値段580円」と記されている。初版発行時の値段と比較…

羊の丸焼き、メシュイ

「おもてなし」は、どこの国にもある。日本だけが「おもてなし」をしているわけではない。小僧は60か国以上の国を訪問してきたが、それぞれの国に客人をもてなす儀式や食事があることを理解した。 小僧が7年近く暮らしていた北アフリカや西アフリカにも当然…