浜松で昼にうな重を食べて、帰宅の途についた。昨日と同様、230キロの距離を走る。同じ東名の道だが、帰りの方が気分が楽だ。人間、知らない街に行くより、知った街に帰る方が、安心なんだと気付く。
昨日、車窓に流れた風景が再び逆方向に流れて行く。牧之原の茶畑、太平洋の海原、ああ、日本の風景は美しい。
往路は足柄山SA(サービスエリア)で、かき揚げ玉子うどんを食べたが、さて、帰りはどうするか?東名を走って、海老名SAに立ち寄らないというのは、画竜点睛を欠くというものだろう。(言葉の使い方、間違っていないか心配だが、勇気をもって「画竜点睛を欠く」と書いてみた)
この日、夕方の東名は、局所的な豪雨と事故で大渋滞。時間つぶしに海老名SAで夕飯を食べるのに好都合だ。食べ終わるころには、渋滞も少しは解消されているだろう。
二階のイートインコーナーに進んで、目に飛び込んだのが「ゆず塩ラーメン」の文字。決めた、決めた、あなたに決めた!
メンマ、ネギ、麺を上手につまんで、いったんレンゲの上で小休止させ、まとわりついたスープとともに、ズズッーと食べる。う、美味い。柚子(ゆず)の爽やかな味が品よく感じられるラーメンだ!旅の終わりに、こんなに美味いものが食べられる東名高速に感謝!
ラーメンを食べ終えて、土産物コーナーなどひやかし車に戻った。さあ、自宅に向けて最終ランだ。
本線に合流してみれば、先ほどまでの大渋滞は嘘のように、交通は流れ始めていた。ありがたや、海老名SAでの休憩時間よ。ごちそうさまでした、ゆず塩ラーメン。
海老名にて
ラーメンすする
旅の果(は)て (小僧)
スポンサーリンク