あるサイトにログインしようとしたら、IDとパスワードがわからなくなった。さあ、困った。
「IDを忘れた方はコチラ」をクリックして、悪戦苦闘の末、自分のIDを確定できた。次はパスワードだ。
「パスワードを忘れた方はコチラ」をクリック。すると、「次の質問に正確に答えられれば、パスワード再設定の画面を送ります」と、きた。
その質問と言うのが、「中学、高校で最もお世話になった先生の名前は?」
どうも、何年も前、最初にパスワード設定した時、パスワードを忘れた時のために、この質問に自分が答え、それを入力していたようだ。
「中学、高校で最もお世話になった先生の名前は?」
答えは決まっている。Y先生だ。高齢になって、たくさんのことを桜吹雪のように忘れてきても、Y先生の名前は覚えている。
画面に、Y先生の名前を入力して、送信する。
と、パスワード再設定の画面が現れた。何年も前に入力した名前と今入力した名前が一致したのだ。
高齢者の小僧の脳は、アルファベットと数字のパスワードは忘れても、中学、高校でお世話になった先生の名前は忘れない。もちろん、いつかY先生の名前も忘れる時が来るかもしれない。その時は、小僧と言う人間が崩壊する時だろう。
パスワードは忘れてしまうが、恩人の名前は忘れない。小僧はまだまだ大丈夫か?
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