アフリカ小僧、隠居日録

定年後の日常を、隠居所で気ままに書いてるブログです

富士霊園の満開の桜と富士山

 昨日は親戚の法事で、静岡県にある富士霊園に行ってきた。

 

 朝から快晴の日曜日、おまけに富士山の近くにある霊園では桜が満開というタイミングだ。それゆえに、道路は混むだろうと考え、小田急線、JR、バスと乗り継いで行った。

 

 

 バスが霊園の敷地内に入ったところで目がくらんだ。満開の桜である。「日本さくら名所100選」に選ばれたというだけあって、壮観な眺めだ。

 

 富士霊園は1964年設立。東京オリンピックが開催され、まさに日本が上り坂の時に構想されたせいだろうか、アクセス道路も桜の植え方もケチ臭くない。

 

満開の桜

 霊園のどこからでも満開の桜を見ることが出来た。故人のおかげだ。感謝の気持ちで、墓の前で手を合わせる。合掌。

 

 顔を上げれば、桜だけではない、立派な富士山まで姿を見せてくれた。

 

霊園設立の1964年から2024年の現在まで、60年経っても富士山は変わらず立派だ!

 桜に富士、さわやかな風まで吹いて、まさに極楽浄土とはこんなところかと考えてしまうが、小僧は今しばらく現世にいたい。

 

 墓参りを済ませた後、食堂で食べた弁当が美味かった。食欲旺盛なうちは、現世に限る。富士山の近くの霊園は、冬の寒さは厳しいだろう。それだけに、春と初夏の訪れを感じる今の美しさは格別だった。

 

 桜よ、富士山よ、天国にいる故人よ、いい季節に呼んでくれてありがとう。

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