NHKBSで、「街角ピアノ」の番組がある。日本や外国の商店街など街中や空港、駅などに置かれたピアノにカメラを設置して作られた番組だ。だれでも、自由に弾けるピアノで、ピアノの設置や管理は、地元の商店街、鉄道会社、空港公団などが行っている。
小僧はピアノは弾けないが、この番組が好きでよく見ている。そして、ピアノが弾けたらいいなあといつも思う。パリ、ロンドン、シンガポール、三ノ輪、金沢、ロサンゼルス、オスロ、小豆島など、いろんな場所に「街角ピアノ」が置かれていることがわかった。
番組では、ピアノを弾く人のプロフィールやどうやってピアノが弾けるようになったのか、演奏中に字幕が出る。プロフィールも様々で、難民、病気が快復した人、試験に落ちた人、IT技術者、年金生活者、犯罪歴のある人、郵便局員など多様で、思わず惹きつけられてしまう。
この番組を見て、日本ではピアノの先生に習うのが一般的だが、世界では様々な形でピアノを習得するのだなと理解できた。
たとえば、孤児院で覚えた、教会で覚えた、祖母に習ったなど多様である。独習したという人もかなりいる。楽譜を読めない人も上手に弾いている。
独習者は日本にも結構いるし、40歳過ぎてピアノを始めたという人も結構登場する。立派な人たちだと感心する。
小僧も影響されて、最近、家の隅に放置されていたピアノの蓋を開けて、ユーチューブを見ながら、鍵盤をたたきだした今日この頃である。
生い立ちを
知れば ピアノの
音深し (小僧)
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