アフリカ小僧、隠居日録

定年後の日常を、隠居所で気ままに書いてるブログです

長寿の町、新百合ヶ丘

 「長寿の町、新百合ヶ丘」と題したが、正確には、川崎市麻生区である。その麻生区は、小田急線、新百合ヶ丘駅周辺に広がった地域なので、「長寿の町、新百合ヶ丘」と題した次第。

 

 数日前に厚労省が、日本の市区町村別長寿ランキングを発表し、男女ともに川崎市麻生区がトップだった。テレビ、新聞、ネットのニュースで比較的大きく報じられたので、知っている方も多いと思う。

 

 今日もネット上では、なぜ川崎市麻生区が長寿の町になったのかというコメントが飛び交っている。多くの人が指摘しているのは、「丘陵地帯に広がる住宅地なので、住民は坂を登り、足腰、肺活量が鍛えられている」、「空気がよく、緑が多い自然環境が長寿の秘密」の二点だろうか。

 

 小僧は縁あって麻生区の住民である。スマホのアルバムで麻生区の写真を見返してみれば、ネット上の指摘もまんざら外れていないと理解した。いくつか、写真を紹介してみよう。

 

写真手前へと上り坂になっている散歩道。新緑が美しい。左側はゴルフ場、右側に宅地が拡がる、麻生区民のウォーキングコースのひとつ。鶯をはじめ野鳥の鳴き声が心地よい。新宿から小田急線で30分未満の新百合ヶ丘に、これほどの自然があるとは驚きだ。

宅地の間には、少なくなったとはいえ、今なお畑や果樹が残る。イチジクやミカンが植わった畑越しに、ゴルフ場のネットや林、住宅が見える。

農家の方も宅地の住民も、畑や庭の隅にさりげなく花を植えている。菜の花の向こうに住宅とゴルフ場が見える川崎市麻生区。

丘に広がる静かな住宅地。住宅や林、山の向こうに、富士山が拝める。散歩の途中で拝む富士山は、人々の心を慰めてくれる。

 こうして、今回、男女ともに日本一の長寿の町となった川崎市麻生区の風景写真を見返すと、この町が、起伏に富んだ地形や都心の近くなのに豊かな自然を持っていることを理解した。そして、そのことが麻生区民の長寿に貢献しているのだろう。小僧も長寿の町に住んでいることに感謝し、さて、下半身の筋肉維持のため、日課の散歩に出ることにしよう。

(読んでいただき、ありがとうございます。グループ・ランキングに参加中です。下のグループ・バナーをタップしていただけると、ありがたく存じます)

スポンサーリンク