先日、親戚の年寄りがお誕生日を迎えたので、お祝いの会をした。
本人が95才を越えるので、集まった子供たちも皆、還暦をとうの昔に過ぎている。要すれば、高齢者の集まりだ。
主賓、お気に入りのお店は「木曽路」というチェーン店。主賓はここのすき焼きが大好きだったが、さすがに最近はすき焼きはもたれると言うので、しゃぶしゃぶにした。
しゃぶしゃぶは、すき焼きより野菜もたくさん食べることが出来るので、ヘルシーだ。
席に着くと美味そうな牛肉が出てきた。
大きな薄い牛肉をグズグズと泡立つ熱湯にくぐらせ、ゴマダレやポン酢につけてムシャ・・・う、美味い!
「口の中でお肉が溶けてしまう。美味しいお肉だ」
と、言いながら、大喜びで年寄りが食べ続ける。
長生きする人は食べっぷりがいい。姿勢もよければ、食べ方も綺麗で、とても95才を越える人に見えない。好物の牛肉のおかげか?
小僧も長寿にあやかろうと、右奥歯に入れたばかりのインプラントを駆使して牛肉を食べた。が、インプラントが無くても、食べられるような実に柔らかい、美味しい肉でした。
もし小僧が95才まで生きることができれば、今年始めたばかりのピアノで、ショパンの「革命」くらい弾けるようになるかもね・・・などと夢想しながら、しゃぶしゃぶする小僧であった。
(上の二つのバナーをクリックしていただければ幸いです)