久しぶりに、とんかつ定食を食べた。揚げ物は昼飯によく似合うし、美味かった。
と、言っても、とんかつ屋に行ったわけではない。スーパーで、とんかつ、カットされたキャベツを買ってきて、自宅で皿に盛り付け食べました。
トンカツに芥子をたっぷりつけ、ブルドッグのとんかつソースをダブダブかけ、ムシャ、う、美味い。
「ランチに食べるとんかつは何故、こんなに美味いんだろう」
サクサクした揚げたてのとんかつの衣と甘辛いとんかつソースが口の中で混ざる。甘い、辛い、熱い。そこへ炊き立てのご飯をモリモリと搔きこむ。ああ、日本に住んでいてよかった。
なぜ、とんかつを買って来たかといえば、スーパーを徘徊していた時、偶然、厨房のオジサンが揚げたてのとんかつを並べているのに出くわしたから。
さらにもう一つの理由。日ごろ読んでいるブログに、職場の昼飯がアップされているものがある。麺類、寿司、パスタ、中華などバラエティーに富んでいる。もちろん、揚げ物もある。これに刺激されたのだと思う。
働いている人の昼飯、そう、まさにサラメシがうらやましい。天下に職を失い細々と暮らす小僧にとって、職場近くの飯屋でのランチは思い出の中にしか存在しない。
せめてもの慰めにと、スーパーで材料を準備し、自宅で食べた自家製「とんかつ定食」、これはこれで美味でした。
とんかつは 日本が誇る 宝物 （小僧）
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