今週末の日経新聞の書評欄に「メトロポリタン美術館と警備員の私」という本が紹介されていた。
近親者の死をきっかけに、生き方を考え直した米国のエリート青年?が、ニューヨークにあるメトロポリタン美術館の警備員として働いた日々を綴った随筆集のようだ。
昔から、美術館の警備員に対しては、小僧も関心を持っていた。憧れていたと言っても、嘘ではないだろう。
静謐な空間、夏でも冬でも温度管理された居心地のよい空間、それが美術館だ。そこには、座ったり、立ったりして、絵や彫刻など展示物を守る警備員がいる。ルーブル美術館、マルモッタン美術館など、外国の美術館でも、日本国内の美術館でも、彼らは部屋の片隅にひっそりといる。
そんな彼らの日常を綴った随筆集は面白そうだ。ぜひ読んでみたいと思った小僧は、地元の図書館の予約システムで検索した。驚くべきことに新刊書なのにすでに所蔵されているではないか!
予約してみれば、小僧の前にすでに34名の方々が予約していた。これでは、年末までに読めないかもしれないが我慢強く待つとしよう。
「メトロポリタン美術館と警備員の私」、なんとも素敵なタイトルだ。読む前から興奮して、思わずブログに書いてしまった小僧である。
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