アフリカ小僧、隠居日録

定年後の日常を、隠居所で気ままに書いてるブログです

高値が付く「味の素」社史

 味の素の創業は1909年、明治42年、伊藤博文暗殺事件が起きた年だ。100年以上続く企業だ。

 

 創業者は、甘味、塩味、酸味、苦味とは違う、うまみ成分に注目し、これを商品化した。これが味の素。料理の味をよくするだけでなく、欧米人に比し貧弱な体つきだった日本人の体に栄養を与えることも目指したようだ。

 

 

 アミノ酸の一種、グルタミン酸がうま味の素であることを突き止めた創業者が商品化した。すごい人だ。

 

 明治、大正、昭和、平成、令和へと、戦中、戦後を駆け抜けてきた味の素は、当初から国内のみならず東南アジアや中国大陸など、海外にも目を向けた、今風に言えば、グローバル企業だった。

 

 以上は、味の素のホームページの「社史」を読んで理解した。実は味の素の社史を買おうと考え、アマゾンや「日本の古本屋」というサイトで検索したら、な、なんと、八千円前後の高値が付いているではないか。

 

 地元の図書館では、戦前から戦後、現在までの数巻に渡る味の素の社史を所蔵しているが、いずれも「禁帯出」の扱いである。書籍としての味の素の社史は、今や高額で貴重な古本だ。

 

 味の素のホームページでは「社史」というページがあり、創業から現在までの詳細な記述を読むことが可能だ。これほどの社史をホームページにアップしている企業は珍しい。立派な企業だと思う。

 

 株価もいい動きをしているので、投資を前向きに考えてみようか?(にわか投資家なのに、偉そうに、ス、スマンです)

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