アフリカ小僧、隠居日録

定年後の日常を、隠居所で気ままに書いてるブログです

戦後の食卓を彩る: ふりかけとお茶づけ海苔

 本日、円高に振れた為替の影響だろうか、日本の株価は全般に下げたが、「味の素」はほぼ横ばいだった。為替の影響で乱高下する株式市場にあって、まことに味の素は安定している。

 

 味の素の創業は明治時代だが、戦後にも日本を代表する食品会社が創業している。丸美屋と永谷園だ。

 

 

 「のりたま」で有名な丸美屋は、1951年(昭和26年)創業。お茶づけ海苔で有名な永谷園本舗は1953年(昭和28年)創業だ。お茶づけ海苔自体は、前年の1952年に発売されたようだ。

 

 丸美屋と永谷園は小僧とほぼ同年代だ。第二次世界大戦が終わって十年、昭和三十年代の日本の食卓を豊かにしてくれたのが「ふりかけ」やお茶づけ海苔だった。

 

 今、考えれば、ふりかけやお茶づけ海苔が豊かさか?と疑問に思うかもしれない。しかし、当時の子どもたちにとって、白いご飯にふりかけをかけての食事は、ご馳走だった。

 

 永谷園のホームページで同社の歴史を読んでいたら、「磯のふきよせ」を見つけた。「磯のふきよせ」は小僧のお気に入りのふりかけだった。これも、永谷園が1958年に発売した商品だったことがわかった。小僧が小学校の低学年だったころだ。

 

 ああ、昭和の子どもだったころのふりかけが懐かしい。磯のふきよせも食卓にいた母も今はこの世にいない。みんな、もどってこーい!

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