株は暴落するし、外は猛暑だし、柔道団体戦で日本はフランスに負けるしと、いいことが無い。
こういう時は、冷房の効いた部屋でピアノの稽古をするに限る。
「YAMAHA大人のためのピアノ悠々塾(入門編)」という教科書を使って、ピアノレッスンを受けている。ついに、17曲目の「渚のアデリーヌ」という曲に辿り着いた。これが終われば、入門編は終了となる。ここまで半年かかったが、半年でよくぞここまで来た、と言う感じだ。
七十才を越えた、楽譜も読めない短気高齢者に、忍耐強く指導してくれた先生に感謝だ。
先週のレッスンで、ワーグナーの「婚礼の合唱」にハナマルをいただいた。そして、教科書に載っている最後の曲、「渚のアデリーヌ」を弾いてくれた。
「小僧さん、聴いたことありますか?」
「百貨店や飲食店でBGMとして何度も聴いたことがあります」
フランスのピアニスト、リチャード・クレイダーマンと言う人が弾いて、大ヒットした曲だそうだ。
一週間練習して、次回のレッスンで先生の前で弾いてハナマルをもらえれば、「YAMAHA大人のためのピアノ悠々塾(入門編)」は卒業となる。
ピアノの稽古をすれば、株の暴落も、柔道団体戦で日本がフランスに敗れたことも、気にならなくなるから不思議です。
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