アフリカ小僧、隠居日録

定年後の日常を、隠居所で気ままに書いてるブログです

大福を食べる

 高齢者用施設で体調を崩した九十才を越える親戚の年寄りと一緒に暮らすようになった。いい施設が見つかるまで、我が家で三食一緒に食べ、体力の回復を目指す。

 

 高齢者にとって、おやつは大切な栄養補給だ。夕方の四時から五時の間に、ちょっと甘いものをいただくのは至福の時だ。コーヒー、紅茶、日本茶などを飲むティータイムは、精神的にもくつろげる貴重な時間だ。

 

 

 今日のおやつは、大福だった。地元に和菓子屋があるのはありがたい。大きな福と書いて、大福。いい名前だ!

 

 柔らかいがシコシコした大福の餅が美味い。餅に豆がたくさん入っている豆大福だ。餅に包まれているのはつぶ餡、甘すぎず、いい塩梅だ。

 

 年寄りは大福をペロリと平らげた。お茶を一口飲むと、次はお煎餅だ。小僧の家では、歯がかけないように、薄い草加せんべいを常備している。パリパリといい音を出しながら、年寄りと小僧は煎餅も平らげた。

 

 ああ、夕方のひと時、大福と煎餅で素晴らしいおやつがいただけた。こんな穏やかな時間が今しばらく続きますようにと祈る小僧です。

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