アフリカ小僧、隠居日録

定年後の日常を、隠居所で気ままに書いてるブログです

喫茶店でミックスサンドとアイスコーヒー

 親戚の年寄りが介護付き高齢者施設に引っ越したので、今まで住んでいた部屋の片づけをしに、京王線沿線の街に行った。

 

 猛暑の中、エアコンをつけて片づけを行った。こちらも短気高齢者なので、しんどかった。昼過ぎに一旦休憩。

 

 

 京王線の各駅停車の電車のみ止まる最寄り駅付近まで、ぶらぶら歩いて行くと昭和を思わせる小さな喫茶店があった。

 

 ドアを開ければ、店内はひんやりと冷房が効いていた。少し暗めの店内はまさしく昭和の喫茶店だ。

 

店内の掲示物も年季が入っていて昭和を思わせる。値段の数字のみ、令和風だ。

 ご夫婦だろうか、小僧と同年輩か小僧より高齢の男女がカウンター内にいた。先客は一人。

 

 メニューを見て、ミックスサンドとアイスコーヒーを注文した。街の喫茶店でこうしたものを食べたり飲んだりするのは、十年ぶりか。老婦人が作ってくれたミックスサンドは美味かった!

 

キウリ、トマト、ハム、薄焼き玉子が挟まれたサンドイッチは美味かった。パセリがいい風景を作っていました

 アイスコーヒーはご主人?の仕事。サイフォンで熱いコーヒーを淹れて、アイスコーヒーにしてくれた。ガムシロップとミルクが入った小さなガラス容器を見た時、ああ、昭和の喫茶店はこうだったなと思いだした。

 

昭和の喫茶店では、ガムシロップやミルクを入れた小さなガラス容器がいい仕事をしていました

 冷房が効いた少し暗めの喫茶店で、ミックスサンドをムシャ、アイスコーヒーをグビッ・・・う、美味い!

 

 外は令和の猛暑だが、店内は店主も、サンドイッチも、アイスコーヒーも昭和だった。外に出れば、亡くなった両親や同級生もいるのではないかと、思わず妄想してしまうような昭和の喫茶店であった。

 

 ご馳走様でした。

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