昨日は歯科医に行って、歯を抜いてもらった。今日は整形外科に行って、首の牽引とモミホグシをしてもらった。家族からは「明日はナニ科の医者に行くの?」と訊かれるくらい、結構、医者通いをしている。
昔、漫才師だか落語家が、高齢者が医者の待合室を社交場として使っていると揶揄していた。医院での高齢者の次のような会話で笑いを取っていた。
「あの人、最近見かけないけど、どうしたの?」
「きっと、病気になって、ここに来れないのでしょう。気の毒にね」
若い頃の小僧も、週に何度か医者通いする高齢者を笑っていた。しかし、自分が70才を過ぎ、歯医者、眼医者、内科、整形外科と定期的に通っているので、当時の高齢者たちに謝りたい。
結局、人間は人生の先輩たちと同じようになるのだと、今、痛感している小僧である。体の衰え、新しい道具への頓珍漢な対応、物忘れ、姿勢の悪さなど、五才、十歳年上の先輩たちと同じような道筋を歩んでいる。
医者通いも高齢者にとっては、大事なルーチンだと思うようになった。医者通いで、身体が楽になる。歯医者しかり、整形しかりだ。
昨日、歯を抜いて、口のなかがスッキリした。今日は、整形でモミホグシ、要すれば10分程度のマッサージのおかげで、首や肩、腰のこわばりが軽減した。いい医者を見つけて、定期的に身体のケアを受けることは、高齢者がなんとか気持ちよく暮らしていく上で、大事なことだと感じる小僧である。
医者通い
見た目も少し
キメテ行く (小僧)
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