肛門が腫れて二週間、痛みはほぼ無くなり、腫れも小さくなった。一週間、医者が処方してくれた座薬と痔の症状を緩和する錠剤を使った結果である。最新の症状を診ていただこうと、医者を再訪した。
前回、初診の時は、小僧の肛門をよく見てくれた医者も、今回は、痛みは無くなったが腫れはまだあるとの小僧の説明を聞くと、では、もう二週間同じ薬を続けてみましょうで終わってしまった。
肛門をしっかり覗かれることを覚悟していた小僧としては、この素っ気ない医者の対応は肩透かしであった。いつしか、小僧の気持ちは「覚悟」というより「期待」に近いものとなっていたようだ。
猛暑の中、薬局で薬をいただいた。帰宅して、じっくり薬を見た小僧は、その名前に思わずプッと吹き出してしまった。プッと吹き出したのは、屁ではない。笑いだ。
なぜ笑ったのか?まず、痔の症状を緩和する錠剤の名前が、以前このブログでも書いた通り、ヘモナーゼ。そして、今回新たに座薬の名前を確認して、さらに驚いた。
座薬の名前は、ヘモポリゾン!ヘモポリゾン軟膏というのだ。
遊び心のある医療関係者が、痔の薬に「ヘモ」と付けたのだろうか?調べてみたら、ヘモは屁とは関係ないことがわかった。
ヘモとは、hemorrhoidヘモロイド、すなわち痔核を意味する英単語から由来しているようだ。我々、日本人からすると、「ヘモ」とは屁と重なって、お尻を容易に想起させる言葉で、言い得て妙である。
いずれにしても、錠剤ヘモナーゼと座薬ヘモポリゾンのおかげで、小僧の肛門の腫れは改善した。感謝、感謝だ。医者への信頼も高まった。先生、ありがとう。
ちなみに、医療現場の業界用語として、「ヘモる」と言う言葉があるようだが、これは「出血する」を意味するようだが、小僧の肛門は、今のところヘモっていない。
ヘモっても
治してくれる
ヘモポリゾン (小僧)
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