昨日、三回目のピアノレッスンを受けた。
第一回、第二回でフランス民謡「キラキラ星」を弾けるようになった。もちろん、たどたどしい弾き方ではあるが、小僧にしてみれば驚きの進歩だ。何と言っても、楽譜も読めない、ピアノを弾いたこともない七十過ぎの高齢者が、三十分のレッスン、二回で、「キラキラ星」が弾けるようになったのだから。
第三回目のレッスンでは、音符と休符について説明を受け、「ちょうちょう」を右手で弾いた。
(ウン)は四分休符で、ここは先生と一緒に「ウン」と言う。なるほど、楽譜とはこういうものか!と、小僧なりに理解できた。
「ちょうちょう」の後は、「チューリップ」を練習した。
「ちょうちょう」も「チューリップ」も知っている曲なので、弾きやすい。
毎回、楽譜の説明の後、実際に指を動かす練習をする。当然、三十分では上手くいかないが、先生が「宿題」をくれる。たとえば、次回までに右手で弾けるようにしてください、など。
無職の高齢者には時間はたっぷりある。硬く、動かなかった指も三日ほどお稽古すれば、なんとか動くようになるから不思議だ。
「キラキラ星」「ちょうちょう」「チューリップ」、ああ、なんて素晴らしい曲名でしょう。六十年以上前の子供のころの脳が動き出すように感じるピアノレッスンだ。
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