厚生労働省は、日本の市区町村別長寿ランキングを発表した。結果、川崎市麻生区が男女ともトップであったことが判明した。実は、小僧は縁あって、川崎市麻生区の住民なので、嬉しくもあり、驚きもした。
川崎市麻生区の平均寿命は、男性が84才、女性が89.2才で、いずれも日本の市区町村のなかでトップであった。だが、そもそも、川崎市麻生区とはどこにあるのか?
小田急線で新宿駅から30分もかからず、電車は新百合ヶ丘駅に到着する。この新百合ヶ丘駅を中心に拡がる、さほど大きくない地域が川崎市麻生区である。川崎と言えば、日本の発展を支えてきた工場地帯や繁華街を想像する人が多いと思うが、麻生区は全く違う。もともと農村地帯で、現在は宅地中心の区である。駅名の新百合ヶ丘が示す通り、アップダウンのある丘陵地だ。
だが、なぜ麻生区が日本一の長寿の町になったのか?ネットでも、様々な意見が交わされている。
「丘に広がる住宅地なので、坂が多い。住民は、坂を上ることで体が鍛えられる」
「畑や林も残っていて、緑が多い。空気もきれいなので、長生きできる」
「区内にサービス付き高齢者住宅が増えたので、入居した高齢者の年齢が反映されただけではないか?」
「駅周辺や住宅地に、クリニックがたくさんあるから、医者にかかりやすい」
いずれのコメントももっともだと思うが、真相はわからない。小僧があえて付け加えるなら、駅周辺にジムが三か所あって、たくさんの高齢者が汗を流していることくらいだ。かく言う小僧もメンバーで、80才をはるかに超える先輩たちに交じって、筋トレをしている。70代の小僧など、ここ、川崎市麻生区のジムでは、若造である。
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