アフリカ小僧、隠居日録

定年後の日常を、隠居所で気ままに書いてるブログです

楽譜が読めない高齢者のピアノ練習日記「家路」

 今週のピアノ教室は、急遽お休みとなった。先生が体調を崩したとの連絡が教室から電話で入った。寒暖の差が激しいので体調を崩しやすい季節だ。先生のご回復を祈ります。

 

 

 今週は、前回、先生から手ほどきを受けたドボルザークの「家路」をやる予定だった。休講は、残念なような、ホッとしたような気分だ。と、言うのも、なかなか難しい曲なので、自宅で練習していても手こずっていたからだ。あと一週間時間が出来たので、繰り返し練習できる。

 

チェコ出身の作曲家、ドボルザークの「家路」。米国滞在中に作曲した交響曲「新世界より」の第二楽章に「家路」のメロディーがある

 ミーソソ ミーレド レーミ ソーミレ

 夕暮れ時、五時に、日本各地の学校や地域のスピーカーから流れる曲だ。

 「夕方になったよ。早く家に帰ろう」と、呼びかけるあの曲だ。

 

 曲の中頃で、左手の動きが難しくなる。こんなに左手の指を動かすのは初めてだ。

 

下の段の楽譜が左手。今までは一小節に一つしかオタマジャクシが無かったのに、三つも四つもある

 一週間の時間が出来た。繰り返し練習しようと思う。一週間どころか、日本人の平均余命で考えれば、あと十年くらいはなんとかもつだろう。十年やれば、左手も動くようになるだろう・・・と、甘く考える小僧であった。

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