今日は、お墓参りに行ってきた。両親はじめ先祖が眠っている墓だ。東中野の駅から15分ほど歩いたところに、いくつかの寺があり、寺町となっている。
途中の花屋で花を買い、お寺でお線香いただいて(と、言っても有料だが)、お参りをした。天気も良く、お墓参り日和だった。
子供の時から何度も通っている墓地だが、年々窮屈になってきているようだ。墓と墓の間が、異様に接近してきた。お寺の経営も大変なんだろう。墓石の数を可能な限り増やそうと工夫しているのだ。
事程左様に、最近の寺を訪れれば感じることはいろいろあるが、墓に花と線香を供えて、水をかけ手を合わせれば、気持ちは清々とする。墓参りは精神の安定に効果ありと感じた。
風に吹かれて、卒塔婆がカタカタと音を出していた。若い頃は気味悪かったが、こちらも高齢となり、なにかユーモラスに感じるようになった。お天気が良かったせいかもしれない。
これほど穏やかな気持ちになれるのなら、また近いうちにお墓参りに来ようと思った小僧である。