三十年間使った冷蔵庫が異音を発し、「もうだめだ」とSOS信号を出した。一言も文句を言わず、三十年間一秒たりとも休まず働き続けた東芝、冷蔵庫に感謝だ。
完全に止まってしまってからでは遅いので、冷蔵庫を買いに出かけた。家電量販店で説明を聞く。
三十年前に比較し、冷蔵庫はノッポになった。さらに、奥行きが深くなった。幅は我が家の三十年前の冷蔵庫は65センチだったが、60センチが主流なったようだ。幅は狭くなり、背が高くなった。要すれば、スマートになっということか(あくまで個人の印象です)。
しゃべる冷蔵庫もあったし、ドアをタッチするだけで開く冷蔵庫もあった。スマホとつなげることができる冷蔵庫もあった。正直に言えば、小僧にとってはどうでもいい機能だ。こんなことに開発費や製造費を使うなら、シンプルな冷蔵庫を安く売って欲しい。
日本の家電は余計な機能を付けて、ダメになったと聞いたことがある。まさに三十年前の朴訥な冷蔵庫とお喋りする冷蔵庫を比較すれば、その通りだと思う。
家電は単純なほうがいい。人も朴訥なほうがいい。(個人の感想です)