カレーライスは、国民食だと思います。カレーを出されて、文句を言う人はいません。私の周りはそうでした。
国民食とは、世代や性別、経済力に関係なく、広く愛されているメニューだそうで、まさにカレーライスは日本の国民食です。昨夜、そのカレーライスを食べました。レトルトですが、美味かったです。
今回試してみたのは、新宿、中村屋の「極める」インドカリー。新宿、中村屋はカレーで有名なお店です。創業者が、インド独立運動の闘士をかくまい、インドカレーの作り方を教わったというのですから、長い長い歴史があります。箱にも、「昭和2年から磨き続ける伝統の味」と書かれています。
今回食べた「極める」インドカリーは、中村屋のレトルトカレーのなかでも、上位に位置する少し高めの価格設定でした。それだけに、期待値も上がります。
スプーンで、カレーではなかったカリーとご飯をバランスよく掬(すく)って、ムシャ・・・う、美味い。続けて、甘らっきょと一緒にムシャ・・・らっきょの酸っぱみとシャキシャキした食感が、カリーとマッチしてなんとも美味い!
中辛を食べているのに、辛さに弱い小僧の額には、汗がじっとり滲(にじ)みます。(今、こう書いている瞬間にも、額や鼻の下に汗が出てきます)
子供のころ、近所で夕方まで遊んでいると、どこからともなくカレーのにおいがしてきます。すると、子供たちは家に帰るのでした。昭和のご馳走でした。いや、令和になっても、自分が高齢になった今でも、カレーライスはご馳走です。
中村屋以外でも、たとえば、エスビーの「カレー曜日」など、箱の写真を見るだけで、食欲が出てきます。
カレーライスを出されて、文句を言う人はいません。ごちそうさまでした。
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