アフリカ小僧、隠居日録

定年後の日常を、隠居所で気ままに書いてるブログです

オリーブの実は、秋の季語

 小田急線新百合ヶ丘駅近くの歩行者専用通路を歩いていたら、オリーブの木を見つけた。何年もの間、同じ通りを歩いていたのに初めて気づいた。

 

 隠居暮らしとなって、花や木を見る余裕が生まれたからだろうか?

 

 

 「オーパ」や「エルミロード」といった大きな商業施設がある人通りの多い道を歩いていて、突如気づいた。

 

 「あ、オリーブの実だ!」

 結構な数のオリーブの実がなっていた。

 

オリーブの実がたくさんなっていました。

 オリーブの木は、大きな花壇のようなスペースに植えられている。パンジーなどの苗を植えたり、腐葉土を入れたりして、木や花の面倒を見る人たちのおかげで、オリーブの木々も立派に育っている。

立派に育つオリーブの木。

 歩行者専用の道に間隔をあけて、オリーブの木が植えられており見事だ。

 

 小僧は、地中海に面したモロッコに暮らしたことがあるが、彼の地でもオリーブは貴重な木である。実からオリーブ油を絞り出したり、塩漬けにして料理に使ったりしている。オリーブ油は健康にもいいようだ。

 

 歳時記で調べたら、「オリーブの実」は秋の季語となっていた。時はまさに10月末、秋深まる時に人が行きかう雑踏の中で、オリーブの実や木に気づいたのは、奇跡の瞬間だったと感じる小僧である。

 

 神様が

 与えし奇跡

 オリーブの実   (小僧)