アフリカ小僧、隠居日録

定年後の日常を、隠居所で気ままに書いてるブログです

柿が美味い

 猛暑の夏がようやく遠ざかり、朝晩の空気の冷涼さや湿度の低さが秋の訪れを教えてくれる。

 

 昨日、スーパーで和歌山県の柿を一個、百八円で売っていたので、夕飯の後に食べた。美味かったです。

 

 

 若い頃は柿の美味さがわからなかったが、七十過ぎてようやく柿の淡い甘みのよさがわかるようになった。

 

 歳月よ、ありがとう。小僧に柿の美味さを教えてくれて。

 和歌山県の柿よ、ありがとう。遠路はるばる、小僧の家まで来てくれて。

 

色が美しい柿でした。おまけに種無しです。

 「柿くえば 鐘が鳴るなり 法隆寺」と秋の一句を作ったのは、明治の俳人、正岡子規だ。明治の柿より、令和の柿の方が美味いと信じたい。