キレやすい短気高齢者の小僧は、コロナが怖くて三年間ステイホームしていた。この間、歯医者、眼医者など行かなかった。唯一健康のためにしたのは、コロナワクチン接種と自治体の健康診断だけだ。
コロナ以前は、年一回の人間ドッグで、「視神経乳頭異常、要精密検査」と指摘され、そのたびに眼科で視野検査を含む精密検査をしていた。知らない間に視野が欠け、目が見えなくなる緑内障のおそれがあるとのことだった。ただし、三年前の検査まで、いつも結果は、「まだ大丈夫、毎年一回、精密検査を受けましょう」で終わっていた。
コロナが落ち着いてきたら、今度は急に緑内障が怖くなった。三年前まで通っていた眼科で予約を取って、先週、視野検査を含む診察を受けに行った。
結果、「三年前には無かった緑内障の兆候がはっきり出ています。三か月後にもう一回、同じ検査をして同じ結果だったら、目薬を始めましょう」だった。
大きなモニターに眼球の写真や視野検査の結果を映しながら、先生が丁寧に説明してくれた。(ホント、立派な先生です!)正直、百パーセント理解できたわけではないが、確かに小僧の視野で一部見えづらくなっている部分があるのはわかった。
緑内障は直すことは出来ないが、進行を遅らせることは出来るそうだ。コロナが怖くて三年の間、医者に行かなったが、今回遅ればせながら、眼科に駆け込んでよかったと思う。
次は歯医者に行こう、と思う小僧であった。
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