アフリカ小僧、隠居日録

定年後の日常を、隠居所で気ままに書いてるブログです

「なつかしの昭和30年代図鑑」を読む

 図書館で「なつかしの昭和30年代図鑑」(いそっぷ社)を借りてきた。

 

 雨模様の日には外出を控え、隠居部屋でこういった昭和の回想物を読むのが最高だ。

 

 

 昭和30年代と言えば、小僧が幼稚園から小学校卒業までの時代だ。決して裕福な家庭に育ったわけではないが、極貧というほどでもなかった。

 

 我が人生はだいたいが呑気だったが、とりわけ呑気だったのが、この昭和30年代だったと思う。子どもだった小僧が呑気に暮らせたのは、ひとえに両親のおかげだ。感謝したい。そんな小僧の子ども時代に、小僧の周りにあったものが借りてきた本の表紙になっている。

 

左上から、プラッシー、力道山、渡辺のジュースの素、だっこちゃん、魚肉ソーセージ、駅弁と一緒に売られていたお茶、月光仮面、チンドン屋、大鵬、貸本屋の本など

 60年以上経っているのに覚えているから不思議だ。オレンジジュースのプラッシーは武田薬品の商品で、お米屋さんが配達してくれたことまで思い出した。当時、米は米屋さんから買い、米屋さんが配達してくれたのだ。プラッシーは米屋でしか買えなかったと思うが、今、考えれば不思議だ。

 

 こんなものたちに囲まれて、遊んだり、食べたり、テレビを見たりしながら、過ごした昭和30年代が懐かしい。力道山もだっこちゃんも月光仮面も皆いなくなってしまった。

 

 おーい、みんな元気かー?

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