図書館で「なつかしの昭和30年代図鑑」(いそっぷ社)を借りてきた。
雨模様の日には外出を控え、隠居部屋でこういった昭和の回想物を読むのが最高だ。
昭和30年代と言えば、小僧が幼稚園から小学校卒業までの時代だ。決して裕福な家庭に育ったわけではないが、極貧というほどでもなかった。
我が人生はだいたいが呑気だったが、とりわけ呑気だったのが、この昭和30年代だったと思う。子どもだった小僧が呑気に暮らせたのは、ひとえに両親のおかげだ。感謝したい。そんな小僧の子ども時代に、小僧の周りにあったものが借りてきた本の表紙になっている。
60年以上経っているのに覚えているから不思議だ。オレンジジュースのプラッシーは武田薬品の商品で、お米屋さんが配達してくれたことまで思い出した。当時、米は米屋さんから買い、米屋さんが配達してくれたのだ。プラッシーは米屋でしか買えなかったと思うが、今、考えれば不思議だ。
こんなものたちに囲まれて、遊んだり、食べたり、テレビを見たりしながら、過ごした昭和30年代が懐かしい。力道山もだっこちゃんも月光仮面も皆いなくなってしまった。
おーい、みんな元気かー?
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