先週のはてなブログ公式お題は「懐かしいもの」だった。高齢者になるとなにもかも懐かしいので、何を書こうかとアレコレ考えているうちに締め切りが過ぎてしまったが、せっかくの機会なので書いてみる。
小僧にとっての懐かしい街の風景、人々の風景は、やはり昭和三十年代のものだろう。小僧が生まれてから小学生時代に該当する。ありがたいことに、漫画「サザエさん」がこの時代の風景をしっかり記録していてくれる。
原っぱ、原っぱや道路わきに置かれた土管、大工さん、植木屋さん、畳屋さん、屋台のおでん屋さん、酒屋の配達、往診する医者、寄り道する小学生、蚊帳、お櫃(ひつ)、チンドン屋、紙芝居のオジサン、住宅を戸別訪問するお巡りさん、押し売りなどなど。
ああ、昭和三十年代が懐かしい。あの頃のすべてが懐かしい。多くのものが消えてしまった。どこに行ってしまったのだろう?
サザエさんの作者、長谷川町子さんもこの世にいないが、たくさんの懐かしい風景を記録してくれた。
おーい、みんな元気かー?
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