アフリカ小僧、隠居日録

定年後の日常を、隠居所で気ままに書いてるブログです

欲を捨ててほどほどに生きる心得

 年初から地震や航空機事故が続いている。不安な年明けだ。

 

 昨日は、九十才を越えた家族も含め、新年会を開いた。この年寄りが「どうも今年は大変な年になるような気がする」と言った。

 

 新年会のメンバーも大きく頷いたものだ。年寄りがさらに続けてこう言った。

 「厄年の人はお祓いを受けておいた方がいいよ」

 

 早速ネットで調べたら、出席者の一人が、「男性、数え年61歳で本厄」に該当することが判明した。この者は、年寄りのアドバイスに従い、早めにお祓いを受けに行くと言った。

 

 小僧も心配になって自分のことを調べたが、どうも男の場合は数え年で六十二才を過ぎると厄年には該当しないことを理解した。

 

 昔は人生五十年とか言っていたし、六十才を過ぎて生きている人が少なかったので、厄年もそれ以上考えなかったのだろう。

 

 七十才は古希、「古代まれなり」と言われたくらいで、そこまで生きられる人は少なかったのだろう。

 

 小僧など古希も通り過ぎているので、厄年も関係ない。欲を捨てて、何事もほどほどにして生きてゆけば、厄も来ないのかもしれぬ。だが、古希を過ぎてなお、欲にまみれているなら、厄病神も見逃してくれないだろう。

 

 己(おのれ)は、もはやお祓いの価値も無い身と定めて、何事もほどほどにして、一年過ごしていこうと思った新年会だ。

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