「わたしの仕事場」というお題をいただいたが、正直、無職の小僧に何が書けるだろうか?
いや待てよ、無職であっても仕事場はあるぞ。たとえば、このブログを書いている隠居所の食堂だ。
天下に職を失って以来、小僧は多くの時間を自宅の食堂で過ごす。夏の冷房、冬の暖房の電気代の節約を考えれば、食堂で過ごすのが最も経済的だ。
かくして、食堂でブログを書き、新聞を読み、テレビを見る。食堂こそ、小僧の仕事場である。
しかし、この仕事場でしている仕事から、収入は生まれない。ここが悲しく、苦しいところだ。
食堂で、世の中の動きをフォローし、ブログを書いたり、友人にメールを出す。小僧にとっては、貴重で充実した時間である。他人様には無意味なことでも、小僧にとってはそれなりに充実した時間となっていることと考えれば、これが小僧の今の仕事かもしれない。
七十才を過ぎてようやく、自分らしい仕事を毎日続けられるようになったと言えるかもしれない。そんな好き勝手な仕事を行う、隠居所の食堂こそ、今のわたしの仕事場である。
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