今週のお題「餅」。
子どもの時、母親が餅を油で揚げてくれた。熱々に揚がった餅に醤油をかけてもよし、ソースをかけてもよし。実に美味かった。
揚げ餅は長ーく伸びた。これも揚げ餅の美味さをさらに引き立てた要素かもしれない。
油を吸った餅を食べるのは健康によくないと、妻から言われ、今は食べさせてもらえない。母も亡くなり、揚げ餅は思い出の中にしか存在しない。
多少、健康に悪くても、油で揚げた餅に、醤油やソースをダブダブかけて、餅を長ーく伸ばしてから、ムシャムシャ食べたい。
昔は、正月が過ぎると餅も硬くなったり、カビが生えたりしたものだ。揚げ餅は、そんな硬くなった切り餅を美味しく食べる方法だったのかもしれない。
小僧にも寿命が来て、天国に行き母親と再会できたなら、是非母の揚げた揚げ餅を食べてみたいものだ。
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