カザフスタンで石焼馬肉ステーキを食べた時、グルジアワインを注文した。これが美味かった!
今、グルジアはジョージアと呼ぶようになったので、この記事でも以下ジョージアと明記する。
石焼馬肉ステーキにあうワインをどれにしようかと迷っていた時、カザフスタンに住む友人が「ジョージアのワインにしましょう」と提案してくれ、即決した。レストランのボーイさんがうやうやしく両手でジョージアワインを持ってきた。
ジョージアの赤ワイン。ソ連で政敵だけでなく、無実の一般人を多数処刑した独裁者、スターリンはジョージアの出身で、故郷のワインを愛したことで有名だ。独裁者が愛したワインだとイメージがよくないが、スターリンだけでなく英国のチャーチル首相もジョージアのワインを好んでいたそうだ。
カザフスタンでジョージアワインを飲みながら、ソ連邦は崩壊したがワインの流通は今なお旧ソ連邦の圏内で活発なんだと考えたが、実はこのジョージアワイン、世界的に人気のワインであることを帰国後理解した。もちろん、日本でもよく扱われている。
大相撲の世界では、カザフスタンから金峰山が生まれたが、ジョージアからは元大関、栃ノ心、さらに栃ノ心の先輩にあたる黒海、臥牙丸が活躍し、引退した。みんな来てくれて、ありがとう。
カザフスタンの馬肉ステーキとジョージアワインの相性の良さに、「う、美味い!」と感動する小僧であった。
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