マイナス35度、冬のカザフスタン訪問で馬肉を食べた。日本でも昔から「けとばし」と言われ、馬肉は元気の源だ。
首都アスタナで、美味い馬肉を食べさせると評判の店に行った。きれいな馬肉が大きな皿に並べられ、テーブルの上に置かれると期待がふくらむ。
熱々に熱せられた平たい石がテーブルに置かれると、小僧の顔にも熱波が伝わる。馬肉を一枚ずつ石板にのせはじめる・・・ジュウジュウ、ジュウジュウと威勢のいい音が石板のうえで響き渡る。宴の始まりだ!
大相撲春場所で敢闘賞に輝いたカザフスタン出身の金峰山、その圧倒的な強さの秘密はこの馬肉ステーキではないかと考えるほど、美味くて力の出る料理でした。金峰山の強さは、まさに異次元の馬力である。
カザフスタンの人々は、栄養たっぷりで精がつくカザフスタン馬肉石焼料理を食べながら、零下40度の厳しい冬を乗り越えているのだと感じた一品でした。
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